校長挨拶

20年後を生きる子供たちのために
ここ数年、世の中の情勢は大きく変化しました。混沌とした答えのない課題に向かって試行錯誤しながら進んでいる世の中。学校が求められることも、日本で100年以上続いてきた教育だけでは、立ち行かない状況へと変化しています。そのような社会の変化に対応していくためには、学びで得たことをもとに、想像力を働かせながら、その都度直面する課題に対して柔軟に対応する力が求められます。
そこで、本校では『SSPICA(スピカ)』という新しい『学びのカタチ』を構築し、子どもたち一人ひとりが自己を調整して学ぶスタイルを取り入れています。そして、日々変化する社会に呼応できるよう、教職員も日々研鑽を積んでいます。
また、本校の教育目的は『聖書の教えに従って学び、人々のために奉仕する子どもを育てる』としています。学校生活の中の祈りの時間では、自分のため、家族のため、遠い地で紛争に嘆いている方々のため、心静かに手を合わせます。他者を思い、自分に何ができるのかを考えて行動できるということは、これから先の時代でも、変わることなく尊ばれることと考えます。
今の小学生が社会に出るであろう20年後、仙台白百合学園小学校での学びの積み重ねが、将来への大きな財産となることを目指し、全力で突き進みたいと思います。
※SSPICAについての詳細は以下の文字からリンクしてます。
SSPICAについて
仙台白百合学園小学校 校長 細渕 元