「響き」 201号より | 仙台白百合学園小学校

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「響き」 201号より

前号で今冬の雪の無さを話題とした後に、一転して大寒波による降雪。あっという間の雪景色、いつもの冬の仙台となりました。
 雪は何かと生活の障害となり、疎ましく感じることが多いですが、この学校には、この雪を、毎年心待ちにしながら楽しみに変える達人がいます。
 そう、ご存知O先生。小学校フェイスブック、ブログ「しらゆりノート」に写真がアップされていますので、ご覧いただいた方も多いと思いますが、まさに「紫山の風物詩」。子どもたちのリクエストに応え仲間たちが増え続けています。守衛のSさんも雪集め、修復等に関わって下さっています。今週、守衛ボックスには、Sさんが撮りためていてくれた過去の作品の写真が掲示され、子ども達が登下校時、楽しそうに見ていました。
 以前は、雪像の写真を、この響きに印刷していました。他の行事の写真も載せることが多かったですが、今は、別のツールで。つまり、ブログでありフェイスブック。これらのツールがもたらす効果と恩恵は大きいと素直に感じつつ、一方で、いわゆるSNSも併せ、その危うさを常に意識しておかなければと思います。
 学園でも、特に高学年の子ども達に、そして保護者の方々に、そこで起きる問題について様々に注意喚起してきております。
 子ども達が、大人の知識と感覚で追いつかない勢いで広がっている情報発信ツール進化(?)を取り込んでいること。まずは保護者の方自身のネットリテラシィーとモラルを認識し、その良識の下に、お子様の状況に関して、十分な配慮、はっきりとした「管理」を怠らない責務を果たしてほしいと願っております。