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2022年度 仙台白百合学園小学校の学び
今の子どもたちが働き始める年齢になるころ、世界はどのような変化を遂げているのでしょうか。
きっと、私たちの想像をはるかに超えた世界が待っているかもしれません。インターネットが社会の仕組みを変えてから、世界は恐ろしいスピードで変化しています。そんな時代を生きる子どもたちに必要な力は、「学びに向かう心」と「学ぶ方法」を身に付けることです。
なぜなら、変化が激しい時代には、しなやかに対応できる能力が必要だからです。
仙台白百合学園小学校の教室には、未来をしなやかに生きるための学びがあります。
iPadを文房具として使う
1年生から6年生まで、国語や算数、理科、社会、総合的な学習の時間など、あらゆる教科で日常的にiPadを使って学びます。
例えば国語では、音読の練習を自分で録画して確認します。自分の読み方を客観的に捉えることができ、より良い読み方を自分で考えることにつなげることができます。
メタ認知を育みながら、学んでいこうとする意欲も育てていきます。
個の学びの最適化と協働学習で力をつける
タブレットを使った学習は、学びを2つの意味で個人に合わせていくことができます。
自分のレベルに合った学びを選べることと、自分の興味関心の対象を深めたり広げたりすることです。こうした視点で個の学びの最適化を目指します。
また、アプリのClass Roomを使って、考えを友だちと共有したり拡大投影機に映したりしながら説明を試みたり、個の学びを結集して協働で課題解決に臨みます。
子どもの成長を最大限にする学びの個別最適化と協働学習で、学力向上を目指します。
使って学ぶ英語の授業
本校では、使って覚える授業を行います。それをプロジェクトベースのカリキュラムと呼んでいます。
1年をいくつかに区切り、区切りごとに最終目標を設けているプロジェクトベースだから、最終目標がはっきりしています。学習で最も大事な学びたいという意欲を育みながら、学習内容を自分のものにしていきます。
そして、最後の「できた!」という気持ちと結びついて学びの好循環を生み出します。
算数を英語で学ぶCLILコース
CLILは算数を英語で学ぶコースです。算数の内容を学びながら英語も自然に身に付けていこうという学び方です。
単語や内容を類推しながら授業を受ける必要があるので、最終的には思考力を育むことが目標です。
ネイティブと日本人の教員のチーム・ティーチングで授業を行います。英語も算数もフォローしていきます。
スポーツで元気に
スポーツは心も体も健康にします。
また、体育の授業に加え1年生から参加できるチアダンスクラブや4年生から参加できるソフトテニスクラブ、陸上クラブ、サッカークラブがあり、クラブも充実しています。
好きなスポーツに思いっきり取り組み、学習にも良い波及効果を生み出します。