1年生を除く全学年にiPadを配布しました。どの子もうれしそうに受け取っていました。大事に大事に受け取る姿がとても微笑ましい。

この日を迎えるために、1年間準備を進めてきました。

まずはどの学年にどんな機種を配るのかから始まって、どのようにそれを調達するのか。選択の幅がとても広いので、それを絞るのはなかなか大変なことでした。本校は中学高校と一貫教育なので、そのつながりも考えなければなりません。値段だけではないアフターケアについても考えました。

機種が決まると今度はどのように使っていくかを考えなければなりません。あちこちのオンライン研修に参加したり、書籍やネットを使って調べたり。教室環境も整えなければなりません。まさに先生方にとっての総合的な学習の時間。問題解決学習です。 幸い、Wi-Fi環境については2019年に整備していたので、どの教室でも使える環境にはしてありましたが、タブレットを使うのであればやはり拡大投影装置は必須の環境でしょう。

これについてもテレビモニターがいいのか？プロジェクターがいいのか？はたまた電子黒板がいいのか？本当に選択肢が多い。しかも使ってみないとメリットデメリットがはっきりしない所がまた困りもの。次から次へと業者さんに来てもらって検討しました。そのかいもあって、今月13日に子どもたちにiPadを配布することができました！

しかし、これで終わりではありません。 ここからが本番。生まれたときにはiphoneもiPadもなかった私たちと、生まれたときにはもうすでにそれらが身の回りにあり、インターネットが当たり前になっている子どもたちと、どんな授業になっていくのか。楽しみですね。