教育コンテンツ
2022年度 English & CLIL
英語教育の目標
- 進んでコミュニケーションを取ろうとする態度を育てる
- 異なる文化圏にすむ人々と関り、言語や異文化に対する理解を育てる
- 考える力を育て、グローバルマインドを育てる
英語は、聞いているだけで身に付けることはできません。学んだことを使って話したり、書いたりする経験をたくさん積み重ねることで身に付きます。使うことこそ、英語習得の近道!
本校には英語を母語とするネイティブ教員が4〜5名います。朝や放課後、休み時間など話す機会が多いのも英語を学ぶ上で有利です。
英語の授業はプロジェクトベース
7月・12月・3月の3回、授業で学んだことを表現する「English Project」を実施しています。(1年生は12月と3月の年2回)
例えば6年生のCLILコースの英語では、「Science Experiments」(理科実験)というテーマで行いました。
まず、実験レポートを書くために必要な文法や語彙を学びます。次に自分たちで実験を行い、実験レポートを作成して、英語で発表を行う活動を行いました。
レポートの作成手順は、算数の「データの活用」でのPPDAC(課題・計画・資料集め・分析・結論)サイクルに活用することもできました。教科横断的に学ぶことができたのです。
学ぶモチベーションアップ!
プロジェクトの中で、学んだことを友だちやネイティブの先生に伝える活動を行います。
その学習が「できた」「通じた」という達成感を生み、次の学びのモチベーションにつながります。
また、学ぶ目的がテストや成績ではないこともモチベーションが上がる理由の一つです。目的がはっきりしているからこそ学ぶ意欲が高まりますし、将来に向けた夢や展望へとつながります。
英語は3コース(1年生は人数により2コース)
授業は1年生から6年生まで、週2時間です。
その時間を最大限有効に生かすために、英語が得意な子向けのアドバンスコースと基礎基本からのαコースなどの3つから選んで学ぶことができます。
どちらも入学時に選択でき、進級時にはコースを見直し変更することが可能です!
CLILの目標
- 内容の理解と同時に英語力を育てる
- 算数を英語で学ぶことで「考える力」を育てる
CLILは算数を英語で学ぶコースです。
内容を英語で学ぶことで、算数の知識だけではなく英語も同時に学習することができます。
内容言語統合型学習Content and Language Integrated Learning
1年生の足し算の学習の導入で「I have a block.」「I have 2 blocks.」「I have 3 blocks altogether.」という文が出てきます。合わせる場面は足し算であるという内容を学ぶのと同時に「持っている」ことを「have」というんだな「ぜんぶで」ということを「altogether」というんだなと英語を学習することができます。
1&2年生は週8時間
CLILで学ぶ児童は、1&2年生の場合、英語3時間+英語の算数5時間(※算数6時間の内訳:5時間が英語で行い、1時間は日本語で行っている)の計8時間、授業で英語に触れています。
6年生でも、週2時間の英語と週5時間のCLIL算数で7時間になります。
ネイティブ教員と日本人教員のチームティーチング
授業は基本的にネイティブ教員と日本人教員のチームティーチングです。
CLILの教科書
CLILで使う教科書は、日本の算数の教科書を英語に翻訳したものを使います。
通常、教科書は無料なのですが、こちらの教科書は購入していただくことになります。