11月8日(土)公開授業研究会 開催 | 仙台白百合学園小学校

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11月8日(土)公開授業研究会 開催

 

11月8日(土)第6回公開授業研究会

コロナ過にスタートした本校の公開授業研究会。

今回で6回目を数えることとなりました。

今年度は現地開催のみとなりましたが、約70名の申し込みがあり、たくさんの先生方にご参加いただきました。

教室は先生方であふれ、教室の扉を外さなければならないほどでした。

熱意ある先生方、関係各所の皆様、土曜日にもかかわらずお集まりいただき、

本当にありがとうございました。

今年度のテーマは -自ら計画する 自ら選ぶ 自ら課題を見つける-「自ら自己調整しながら学ぶ子どもを育む」です。

本校では、一斉授業などで得た知識や技能を選び使い実行していく中で、つまづきやその原因を把握して修正・改善していく学習者中心の学びを、SSPICA(スピカ)と総称して取り組んできました。

研究をはじめてまだ2年目ですが、そのありのままの姿を見ていただきました。

今回の公開は、2年生が算数と図工、5年生は社会と算数の2教科同時進行のSSPICA(スピカ)をご覧いただきました。

子どもたちは、学習している様子を間近で覗き込むたくさんの先生方に囲まれているにも関わらず、普段と変わらない姿を見せていました。

その中で、児童が思い思いに教科や学ぶ場所を選ぶ、選択と決断の場面。時間を忘れるほど学習にのめり込む姿。友だちとコミュニケーションしながら自分の学びを進める姿。時間が来たら振り返りをし、次回の学習へつなげようとする姿など、子どもたちが自己調整し学んでいく姿をお見せできたのではないでしょうか。様々な懸念があることも承知しておりますが、今後さらに研究を進め目的に迫れるよう取り組んでまいります。

参観された先生方からは貴重な感想やご意見をたくさんいただきました。本当にありがとうございました。

興味のある先生は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

最後に、東北学院大学文学部教授・人間情報学研究科教授の稲垣忠先生には協議会とパネルディスカッションをお引き受けいただきました。パネルディスカッションでは、SSPICAについての価値付けや次期指導要領にも触れた楽しく貴重なお話しをしていただきました。ありがとうございました。

また、本校の研究に深く携わっていただいている、フューチャーインスティテュート株式会社の佐藤靖泰先生。いつも貴重なご助言、ありがとうございます。研究を進めるうえでの指針となっております。

私たち仙台白百合学園小学校は、混沌とした教育現場の先頭に立ち、子どもたちが未来で迷うことなく、しっかり大地を踏みしめて自分の道を歩けるよう、これからも研究に取り組み、着実な教育を進めてまいります。

皆様、次回の公開授業研究会も、どうぞよろしくお願いいたします。