「響き」 198号より | 仙台白百合学園小学校

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「響き」 198号より

 まもなく仙台の桜も満開に。春の穏やかな暖かさは、毎年のことながら、新しいスタートの心を和ませ、一歩を踏み出す気持ちを後押ししてくれるように感じます。

お子様のご入学、ご進級、おめでとうございます。

スタートの朝、ご家庭ではどんなやり取りがあったでしょうか。「良い一年となるように」の願いが、ご家族一緒の思いとなって重なり合った時間であったと信じています。

 昨日の始業式に、「しらゆりプライド」という言葉から、日々、変わらず意識し続ける具体的な7つの事柄を約束事として伝えました。

1.朝食をきちんと食べる。2.寝覚めの時、出かける時きちんと挨拶をする。3.身だしなみを整える=髪を整え、制服を綺麗に着る。4.登下校時の昇降口マリア像への挨拶・祈りは、きちんと正対。5.靴を床に投げない。乱暴、無配慮な言葉を使わない。6.椅子の音を徹底して静かに。

 

「整えること」。まずは毎日の小さな整えられた行為を普通の所作としてできること。

今年1年、あらためて、女子教育としての「白百合スタイル」を磨くことを、具体的な行為として示し続けることを教職員全員にも確認しました。朝の行為は特に子どもたちというより保護者の方が整えてあげることです。そして、他の全ても、子どもたちの前で保護者の方がどうされているかの行為です。

「美しい品性」を身につける女性となるために、あらためて、保護者の方も確実に行為の重なりを意識してほしいと願っています。

 今年度も、皆様のご支援、ご協力、心からお願い申し上げます。  

 (校長  渡辺 瑞穂)