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<なでしこL・マイナビ仙台>ユースチームが始動 トップリーグで東北初設立
【仙台白百合学園の人工芝グラウンドを拠点に練習!】
サッカー女子、なでしこリーグのマイナビベガルタ仙台レディース(仙台)のユース(18歳以下)チームが4月から活動をスタートさせた。トップリーグのチームでの設立は東北初。既存のジュニアユース(15歳以下)との一貫した指導体制を確立し、東北の女子サッカーの強化を図る。
1期生はジュニアユースから昇格した8人と、青森、山形、栃木から加入した6人の計14人で、全員が高校1年生。クラブが連携協定を結ぶ仙台白百合学園(仙台市泉区)の人工芝グラウンドを拠点に週6日の練習などで技術を磨く。
ジュニアユースから昇格したGK阿部ほのか選手は「ユースができてトップチームがさらに近い存在になった」と目を輝かせる。仙台白百合学園高が選手の受け入れ先となり、寮も完備。栃木県大田原市から加入したMF猪瀬結子選手は「これだけ良い環境でプレーに打ち込める場は他にない」と喜ぶ。
今後は選手を増やし、トップチームに昇格できる人材の育成を進める。小川監督は「全員を上げるつもりでやっている。選手でなくても、指導者やトレーナーとしてクラブに関われるような人間性も育てたい」と意気込む。
令和元年5月10日 河北新報 朝刊へ掲載されました。
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