１３日(月)、テレジアホールにて５・６年生による【収穫感謝祭＆感謝の会】が行われました。

今年度も５年生が農作業体験として、田植え・稲刈り・脱穀の体験学習をさせていただき、収穫されたお米を頂戴しました。作物が無事に収穫できたことへ感謝の気持ちを込めて感謝祭のお祈り。

そして、これまで実に２５年もの間、農作業体験学習のご指導をいただいた農家さんへ、感謝の会も行いました。５年生からは「２５年間で印象に残った子どもはいましたか？」「お米の収穫が終わるとどんな気持ちですか？」「震災のときは、田んぼはどのようになったのですか？」など、たくさんの質問が出ました。

　　　
子どもたちからは、農家さんと一緒にお米を育ててみて、お米を育てることの大変さを知ってから大切に食べるようになったこと、たくさんの食べ物に恵まれていることも当たり前ではないことを学んだというお手紙を。校長先生からは、子どもたちの農作業の前後に、農家さんがたくさんの準備をしてくださり、お米の世話を続けてくださったこと、２５年間の感謝を込めて感謝状をお渡ししました。
農家さんから、「１年目はどのように進めたら良いか眠れない日が続いた。収穫日、みんなが土を踏んだ結果、泥の下から水分が上がってきた。その年のお米は石だらけ。２年目からは水を減らす時期を工夫。台風の際は稲が倒れないように、肥料に気をつけた。最低限の農薬にして、水を切らさない（水を切らすと雑草が生える）。今後の学習も頑張ってください。」と、貴重なお話をいただきました。

これまでお世話になったこと、おいしいご飯を食べられることに感謝していこうと改めて感じた時間となりました。